ブリキのおもちゃが作られ始めたのはいつ?

世の中にコレクションの対象となるものはたくさんありますが、その中でもおもちゃのコレクションは大人の中にある童心が刺激され、なかなか味わい深いものです。特に、ブリキのおもちゃはそのレトロ感からアンティークとしても高い人気を誇ります。今ではブリキといってもピンとこないかもしれませんが、これは薄い鉄板をすずでメッキしたものです。それまでの金属素材に比べて錆びにくい上に加工しやすいという利点があり、19世紀のヨーロッパで日用品の材料として使われるようになりました。そして、それが次第におもちゃにも転用され始めたことによってブリキのおもちゃの歴史はスタートします。

日本でのブリキのおもちゃの歴史

ブリキのおもちゃはドイツで盛んに作られ、それが明治初期に日本へ輸入されました。しかし、当時はブリキが高価だったため、使用済みの古ブリキを利用して細々と作られていたにすぎませんでした。それが、第1次世界大戦後には工業の発展に伴い、重要な輸出品になるまでに発展を遂げることになります。最盛期を迎えるのは戦後復興期の1950年代から1960年代にかけてで、この時期にはロボットや飛行機といった科学の発展を象徴する作品が一気に増えてきます。そして今では、ブリキのおもちゃと言えば過去の遺物だと思われがちですが、実は現在でも小規模ながらも新作の生産は続いているのです。

高価なブリキのおもちゃの見分け方

ブリキのおもちゃは熱心なコレクターが多いため、時として驚くほどの高額で取引される場合があります。価値のあるものは1980年代以前のものが多く、それはバーコードの有無である程度の判別は可能です。バーコードが登場したのは1980年代の半ばなので、作品自体は1960年代のものであってもバーコードがあれば、新たに作られた復刻版ということになります。また、「occupied japan」の刻印があれば戦後の占領下の日本で作られた証であり、一気に価値が跳ね上がります。実家に古いおもちゃが残っていれば、一度その価値を確認してみてはいかがでしょうか。

おもちゃの買取を提供している業者は昨今では多数あります。買取方法は店頭の他、サービスによっては宅配でも可能です。